マイナー産地だからこそリーズナブル
フランス南西ランド地方のAOCトゥルサン

Vignerons Landais ヴィニュロン・ランド

フランス南西地区ランドの生産者団体ヴィニュロン・ランドは、160人ものメンバーがいながらサスティナブル農法を徹底させ、低価格ながら高品質を保っています(現在アグリコンフィアンスを取得)。この地方出身の三ツ星シェフ、ミシェル・ゲラールは、バロックという消えかかっていた固有品種の、食事に合わせやすい香りと味わいに着目し、この地の栽培家に植え替えを奨励しました。30年かけてようやく復活した品種です。また、ヴィニュロン・ランドの輸出部門代表ルネ・マール氏は星付きシェフを勤めた経歴を持ち、ソムリエ、シェフ達を交えた独自の研究により、バロックが和食に合わせやすい点にも着目しています。

Baroque
Rene

赤ワインに用いられるのは、カベルネ・フランとタナが中心。タナもこの地方の固有品種です。土壌の違いによって隣のマディランほど黒土のような凝縮はせず、アルコールが突出しないエレガントな仕上がりになります。

ベーシックライン「エスプリ」は国内年間販売300万本(2011年度)を越え、フランスのベスト・セラーとなっています。今回、その「エスプリ」がodexとの共同開発によって、より日本人の感性に合うように、とコンセプトワインとしてリニューアルしました。それが「樹のワイン」です。