農業組合であるラ・グアルディエンセは、イタリアのなかでも最も大きなワイン会社のひとつです。イタリアワイン産業にとって重要な役割を担っており、ベネヴェント県のグアルディア・サンフラモンディに位置します。1960年に33の開拓者によって創業され、今日ではベネヴェント全体のシンボル的な存在になっています。

現在、1,000の加入者が平均海抜350m、2,000ha以上の畑でぶどうを栽培しており、年間の平均生産量は約240,000hl、エノロゴはリカルド・コタレッラが担当しています。

地理的にはカンパニアに位置していますが、ワイン造りの視点から見た彼らの土地を理解するためには、一度地理的な位置づけから離れて歴史的文化に焦点を当てる必要があります。

彼らの土地は、モリーゼ地域から広がるマテーゼ山脈とナポリから広がるタブルノによって守られている、暑くもなく寒くもない特別な気候条件下の緩やかに波打つ丘にあります。創業から56年の歴史を持ち、その間3人の経営者によって運営されてきました。そのため、時代や市場習慣の変化に従い定期的に自分たち自身を変化することが可能となり、経験と時代適応能力とによって、ベネヴェント地域の技術革新のシンボルとなることができたのです。

「未来を見据えながら、過去から学ぶこと」が彼らの哲学です。

良いワインは常に良いぶどうからのみの結果というわけではなく、情熱、知識、伝統がその土台をつくっています。グアルディエンセに属する畑は全て日当たりの良い小高い丘の斜面にあり、泥と石灰質土壌のぶどう栽培に理想的な環境です。そして、歴史と信頼のおける人々の手によって素晴らしいワインが生まれるのです。

高品質のワインをつくるために、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出す方法を採用しており、そのため品種によって異なる作業方法を取り入れています。この方法はラ・グアルディエンセの技術的な面によって支えられており、常に進歩と革新を続けています。

2012年のロンドンオリンピックではイタリア人選手の公式スパークリングワインにQuidが選ばれるなど、近年ますますその品質と認知度を上げている生産者です。