ウンブリアで何年も前から農業に従事しているスポルトレッティ家が1970年代の終わりにワイン造りとオリーブオイル造りに専念することを決意してワイナリーとしての歴史がスタートしました。その時から伝統と革新の理想的なバランスを求める旅が始まり、自分たちの土地(AssisiとSpello)の可能性をきちんと理解することに尽力してきました。

所有する26haの畑はアッシジDOCのエリアの丘陵地にあります。

高品質のワインを造るには高品質のブドウが重要という考えのもと、密植度を高め、収量を落とすことはもちろん、土着品種の個性がより表現できるクローンの選択など、徹底した研究と管理で栽培をしています。

1998年からエノロゴにリッカルド・コタレッラ氏を迎え、ますます評価を上げました。フラッグシップの「Villa Fidelia Rosso(ヴィッラ フィデリア ロッソ)」が複数のワインガイドで最高賞を獲得するなど、ウンブリアを代表する造り手として注目を集めています。


Assisi Grechetto
アッシジ・グレケット

生産地:アッシジDOC
葡萄:グレケット100%
アルコール:13.5%

標高300mに位置する約5haの畑、樹齢約15年の樹から。土壌は薄く、石灰岩が侵食されたことにより石に豊富な養分と有機物質が含まれる。高気温に由来する酸度の低下と糖度の上がりすぎを防ぐため、収穫は9月頭から始める。それにもかかわらずアルコール成分は平均と比べて高くなるが、味わいは良いバランスを保っている。ぶどうは収穫後すぐにワイナリーに運ばれ除梗した後、ソフトプレスの前に約6時間マセラシオン。16度以下に温度管理されたステンレスタンクで発酵、発売前に瓶内で数ヶ月かけて清澄される。

ジャスミンの繊細な香りと白桃、黄金色のりんごのノート。口のなかでは優しく滑らかな印象、ミネラルとフレッシュミントの爽やかさが際立つ。

Assisi Rosso
アッシジ・ロッソ

生産地:アッシジDOC
葡萄:サンジョベーゼ50%、メルロー30%、カベルネソーヴィニヨン20%
アルコール:14%

標高400mに位置する約8haの畑、樹齢約17-18年の樹から。土壌は薄く、石灰岩が侵食されたことにより石に豊富な養分と有機物質が含まれる。2013年は収穫時期がとても早く、9月1日から。メルローを収穫した後、カベルネとサンジョヴェーゼを収穫した。温度管理されたタンクで10-15日間品種ごとに発酵させた後、マロラクティック発酵。フレンチオークで清澄し、数ヶ月バリック熟成、瓶熟6ヶ月。

チェリーやブラックチェリーなどの赤い果実のヒントと、甘いスパイスとチョコレートの香り。口に入れると滑らかでストラクチャーがしっかりと感じられ、複雑味のあるタンニンの余韻が心地よい。

Villa Fidelia Bianco
ヴィッラ・フィデリア・ビアンコ

生産地:Umbria Bianco IGT
葡萄:グレケット50%、シャルドネ50%
アルコール:14%

標高400mに位置する約2.5haの畑、樹齢約17-18年の樹から。土壌は元々の砂岩が侵食されたことにより、柔らかく薄いため浸透性に優れている。収穫から発酵、熟成に至るまで全て品種ごとに分けて作業が行われる。収穫された後、すぐにワイナリーに運ばれ除梗。その後ドライアイスで10℃まで冷やし、数時間プレスしながらマセラシオン。急速な温度低下が適当なアロマティックなニュアンスの保持を可能にし、酸素と触れている状況下でもぶどうを酸化から守ってくれる。228リットルのフレンチオークで発酵し、そのままマロラクティック発酵させる。バリックで4ヶ月間かけ清澄、瓶熟は最低1年間。

はちみつ、ヘーゼルナッツ、バター、バニラのアロマティックなヒントと、ピンクグレープフルーツや南国フルーツの繊細なニュアンス。密度の濃さを感じられる味わい、複雑味のあるきれいな余韻。

Villa Fidelia Rosso
ヴィッラ・フィデリア・ロッソ

生産地:Umbria Rosso IGT
葡萄:メルロー40%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン10%
アルコール:15%

標高400mのスペッロとアッシジに位置する6haの畑、樹齢約17-18年の樹から。土壌は元々の砂岩が侵食されたことにより、柔らかく薄いため浸透性に優れている。収穫された後、すぐにワイナリーに運ばれ除梗。温度管理されたステンレスタンクで15日間マセラシオン、発酵。その後228リットルのフレンチオークでマロラクティック発酵させ、そのまま12ヶ月かけて清澄。瓶熟最低24ヶ月。

ブラックベリージャムやタバコ、スパイス、リコリス、チョコレートなどの複雑味のある香り。リッチでエレガントな味わい、完璧にバランスのとれた滑らかなタンニン、深みのある長い余韻。