ニーノ(森俊彦)が日本テレビの取材を受けたアートドキュメンタリー番組『THE ART HOUSE アーティスト: KEISUKE SAKAI』の回が2024年11月25日に放送されました。
番組は約20分間で、最初の15分はアーティストKEISUKE SAKAIさんとコレクターの活動を紹介。次の5分間は東京広尾のイタリアン・レストラン「ラ・ビスボッチャ」で9月29日に開催された食とアートのイベント「コスミック・ジャンクション」を紹介。
ニーノはこのイベントに参加し、アート作品を購入した、あるワインインポーターとして取材を受け、作品を購入した動機を語る場面が収録されました。
「コスミック・ジャンクション」は、食事とともにカジュアルにアートに親しむことができるイベントで、今回で3回目の開催となります。食事スペースの隣に、アートギャラリーを設け、作品の鑑賞・購入するだけでなく、実際にアーティストと会話することもできます。
イベント主催者として取材を受けた「アフロード・クリニック」の脳神経外科医・道下将太郎さんは企画の意図を「ポジティブなマインドにしてくれるのが、アートの魅力の根源だと思う。しかし、最近はアートを難しく語る人が多い。そこで、もっと気軽にアートに触れられる場として、このような空間を作った」と語りました。
ニーノはこのイベントにはじめて参加。食事の合間にギャラリーの作品群を全て観て、直感で渋田薫さん作のカラフルな抽象画の購入を決めました。イベント参加者として作品を購入した動機を取材されたニーノは「この絵は楽しくて、余白があり、自分自身の考えがここに入っていく。ここから空想に入っていける感じがあったから、この作品に決定しました」と語りました。
放送時間の都合で割愛されましたが、そのときの取材の中でニーノは、「私はコレクターではなく、作家のことも知らなかったけれど、先入観なく、作品そのものの純粋な魅力に惹かれて購入した。私はアート作品を購入するときは、いつも、いい出会いや直感を大切にしている」と語りました。
アートに気軽に親しんでもらいたい、というイベントの趣旨を自然体で楽しんだ参加者の例として、ニーノが紹介されたようです。
また、ふだんから「ワインを難しく語らない」と主張し、自社で「フードトラック・ハガリ」を招いたランチ会や、アーティストの個展、建築セミナーなど、ワインに親しむイベントを定期的に開催しているニーノの考えと、今回のアートイベントに、共通の思いを感じました。
購入した渋田薫さんのカラフルな抽象画は、社屋に展示してあります。ご来社の際は、ぜひ余白から空想に入って、お楽しみください。
テレビ放送の見逃し配信は、民放の配信サイト「Tver(ティーバー)」で番組のタイトル「THE ART HOUSE」を入力して、その中の「アーティスト:KEISUKE SAKAI」(11月25日放送分 21分)」の回をご覧ください。
(監修:オーデックス・ジャパン 写真・文:ライター 織田城司)
Supervised by ODEX JAPAN Photo & Text by George Oda