オーデックス・ジャパンは2024年10月5日(土)、恒例の「フードトラック・ハガリ」ランチ会を開催しました。
イベントの模様をお伝えします。
1.イベントの概要
◾️日時:2024年10月5日(土) 11:00〜16:00
◾️場所:東京高輪 オーデックス・ジャパン敷地内
◾️コンセプト
イタリア料理の惣菜、パン、デザートを販売する「フードトラック・ハガリ」をお招きして、歴史的建造物の社屋内で、グラスワインと合わせたイートインやテイクアウト、ボトルワインの販売をお楽しみいただく会
◾️フードトラック「ハガリ」とは
数々のレストランでシェフを歴任し、青山のイタリアン・レストラン「チンクエ・メッゾ」のオーナーシェフを務める葉狩洋(はがり・ひろし)さんがプロデュースと調理を手がける。
食材ロスを軽減したい葉狩洋さんの思いから、共通の食材を使った惣菜を夫人が高輪のテイクアウト専門路面店「パネッテリア・ハガリ」で、娘の澪蘭(みらん)さんが「フードトラック・ハガリ」で販売するファミリービジネスの一環です。
2.その日のメニューから
「フードトラック・ハガリ」 その日のメニューの一例
3.お客さまの笑顔
イベントに来場された参加者の許諾を得て紹介するコーナーです。
佐賀県「山田酒店」山田さん親子
山田酒店は、かつては日本酒のみを販売していたが、近年はお客さまのライフスタイルの多様化にともない、洋酒も販売しているそうです。
オーデックス・ジャパンとワインの取引をはじめたのは5、6年前からだそうです。
10月5日(土)、6日(日)は、佐賀市で「第78回国民スポーツ大会」が開催される影響で店舗前の道路が交通規制されることから臨時休業。その間、親子で研修のため上京。
前日はアキバ・スクエアで開催されたウイスキーイベント「モダン・モルト・ウイスキー・マーケット2024」を視察して一泊。
翌日の10月5日(土)午前に、「フードトラック・ハガリ」ランチ会の視察とワインの試飲を兼ねて来社。
午後から長野県に移動し、1泊しながら日本酒の酒蔵を数社訪ねるそうです。
山田さんはオーデックスで試飲したワインのなかで、アブラクサス社のロゼ「RESEDA」が印象的だったそうで、自店のインスタグラムで「ロゼの味わいに感動、衝撃的なワイン、皆様にお届けするのが待ち遠しい」とコメントしました。
山田さんは佐賀市で酒類を販売するなかで、意識していることは「山田さんが選んだお酒」という信頼を得て、酒のセレクトショップとして認知していただくことだという。
お客さまに「山田さんのお店に行ったら、知らないうちに、買いたいと思う酒類の本数が増えていた」と思っていただくのが理想だそうだ。
山田さんが日本酒を評価する持論は、その土地の水と米を生かした美味しさ。甘い、辛い、無農薬などの付加価値が先ではない。ワインも同じだろう。
そのために、できるだけ生産現場へ行き、現場を見て、生産者と話をする。
生産者はふだん現場で生産に集中しているため、小売店が来て、お客さまの声を伝えると喜ぶそうです。こうしたコミュニケーションが、お客さまがワクワクするセールストークに役立つそうです。
なおかつ、こうした研修ツアーに、若いスタッフも連れて行き、一緒に勉強することを心がけているそうです。
高輪のご近所 石田雅章さん
石田雅章さんは高輪のご近所にお住まいで、イベントの常連。
近年は、お子さまが大きくなり、「パパの時間」が増えたことから、小型船舶免許を取得。
「公益社団法人 日本海洋少年団連盟」が竹芝で行う少年の海洋活動を、海上で船舶を操縦しながらサポートするボランティアを行っているそうです。
4.まとめ
あいにくの雨のなか、イベントにお越しいただいた参加者の皆さま、誠にありがとうございました。
ネットに掲載されている酒類の情報は誰でも見られます。山田さんのように、独自に酒類の情報を集め、小売のセールストークに生かす姿勢は勉強になりました。
5.次回予告
次回、「フードトラック・ハガリ」ランチ会は、
10月12日(土)13日(日)、2日連続で開催します。
同日開かれている画家・弓指貴弘さんの個展と共催です。
社屋内でイートインご希望の方は、あらかじめご予約ください。
(監修:オーデックス・ジャパン 写真・文:ライター 織田城司)
Supervised by ODEX JAPAN Photo & Text by George Oda