残暑がきびしく、パリ・パラリンピックと次期総裁選のニュースが連日放送される9月7日(土)、恒例の「フードトラック・ハガリ」ランチ会を開催しました。イベントの模様をお伝えします。
1.イベントの概要
オーデックス・ジャパンの敷地に、本格イタリアンの料理を販売する「フードトラック・ハガリ」をお招きするイベントです。
11時から16時の時間帯に、社屋のなかで、各自がトラックで購入した料理に、オーデックス・ジャパンがおすすめするグラスワインを合わせたイートインや、テイクアウトのサービスがお楽しみいただけます。
また、ボトルワインの販売や配送手配も承ります。
歴史的建造物の社屋は、モダンでありながら木材を多用し、アートと懐かしさを感じる飽きない居心地です。
東京なのに、まるで高原の美術館やペンションに来たようなリラックス感のなかで、会食やお買い物をお楽しみいただきました。
2.葉狩ファミリーのイタリアン・フード・ビジネス
「フードトラック・ハガリ」は数々のレストランでシェフを歴任し、青山の高級イタリアンレストラン「チンクエ・メッゾ」のオーナーシェフ葉狩洋(はがり・ひろし)がプロデュースするフードビジネスのひとつです。
葉狩洋さんは、レストランのフードロスを最小限にするため、夫人が販売する高輪のテイクアウト専門店「パネッテリア・ハガリ」と、娘の澪蘭(みらん)さんが運転・販売する「フードトラック・ハガリ」によるファミリービジネスで食材を共有しています。
このため、フードトラックで販売する料理(惣菜、パン、お菓子)も、本格イタリアンに特化しています。
ところが、イベント直前、フードトラックの故障が発覚。オーデックス・ジャパンの社屋まで来られなくなりました。すでに予約されたお客さまが社屋に向かっているタイミングで中止にできません。
そこで、葉狩洋さんが自家用車で料理を社屋まで運搬。足りない料理をスタッフが「パネッテリア・ハガリ」まで買い足しに行き、お客さまに状況のご理解とご協力をいただきながら、イベントを敢行しました。
3.「パネッテリア・ハガリ」の店内と惣菜
イベント会場では、「パネッテリア・ハガリ」から持ち込んだ冷菜、ライスコロッケ、エビとペンネのグラタン、ローストチキン、鶏モモ肉のマスタードクリーム煮込みなどを販売しました。
4.お客さまの笑顔
イベントに参加され、掲載の許諾をいただいたお客さまを紹介するコーナーです。
【高輪のご近所 石田雅章さん】
石田雅章(いしだ・まさあき)さんは、六本木にある株式会社SBI証券でITのシステムを手がけています。
オーデックス・ジャパンの近所に住み、ニーノと知り合ったのは約7年前。フードトラック・イベントにコンスタントに参加するのみならず、ニーノ夫妻とは日常的なお付き合いがあり、社屋の窓を洗浄したり、ニーノ夫妻の海外出張時は、庭の植木に水をやるそうです。
ニーノ夫妻を誘ってイベントに行くことも多く、8月末は、イタリアの帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ」号が東京国際クルーズターミナルに寄港した時に開催されたイベントに同行しました。
【フラダンス教室のグループ】
森久美がフラダンス教室の講師をしていた頃の生徒さんがイベントに参加しました。
生徒さんのみならず、家族を連れてイベントに参加する方もいました。
【サナトリウムのグループ】
山田法子さんは現在、泉岳寺で不動産情報を発信する編集者としてご活躍。
ニーノ夫妻が通う、健康ソムリエ・石原新菜さんが副院長を務める伊豆半島の伊東市にある温泉断食道場「ヒポクラティス・サナトリウム」で知り合ったそうです。
また、昨年12月10日(日)は、ニーノ夫妻と一緒にホノルル・フルマラソンに初参加。特に山田法子さんと森久美は、人生初のフルマラソン挑戦して完走を果たしました。
山田法子さんは、今年12月8日(日)のホノルル・フルマラソンに森夫妻とテニス仲間と一緒に参加予定です。
山田法子さんは、今回のフードトラックイベントに、サナトリウムやテニスの仲間を誘って参加しました。
昨年のホノルル・フルマラソンで山田法子さんと森久美は、前日飲みすぎて、二日酔いで不調。それでも、スポーツドリンクを飲みながら、何とかフルマラソンを完走したそうです。
ゴールにいた見知らぬ観客が、ニーノの姿を見て「グッド・ジョブ!グッド・ジョブ!」と声をかけてくれたことがうれしくて、森久美が「今、思い出しても泣いちゃう」と語ると、山田法子さんも「もらい泣きしちゃう」と答えました。
5.まとめ
残暑厳しいなか、お集まりいただいた参加者のみなさま、誠にありがとうございました。
設備の不具合で、十分なサービスができず、誠に申し訳ありませんでした。
みなさまのご協力のおかげで、無事にイベントを終了することができました。
また、イベントのグラスワインとして提供されたフランス赤ワイン「トゥルサン・タイ・ルージュ」が美味しいと評判で、ボトル1本¥1,500、12本¥15,000の特別プライス(2024年9月現在、在庫がなくなり次第終了)も好評で、多くの参加者からご注文をいただきました。重ねて御礼申し上げます。
ひとりで参加された石田雅章さんは、途中からサナトリウムのグループと合流。グループの女性が、ホームステイの外国人学生が来日中で、日本を知るイベントに連れて行きたい、と語ると、石田さんは精通しているイベント情報を紹介。合流から生まれた情報交換が役に立ったようです。
参加者はほとんどシックなカラーの服装でしたが、森夫妻はお盆休みのメキシコ旅行で仕入れたカラフルな服装でもてなし、ポジティブなエネルギーを感じました。
小さなお子さまは、親と一緒に帰宅するとき、惜別から「帰りたくない」と泣く姿も見られました。
ニーノが提唱する「いい気」は、子どもにも伝わるのかもしれません。
その泣き声は、夏の終わりを惜しむ、大人たちの心に響きました。
6.次回予告
次回の「フードトラック・ハガリ」ランチ会は、
10月5日(土)11時から16時まで開催します。
社屋でイートインをご希望のお客さまは、お席の確保の都合で、あらかじめご予約ください。
なお、9月21日(土)はオーデックス・ジャパンのイタリアツアーの都合で、ランチ会はお休みさせていただきます。あらかじめご了承ください。
10月のランチ会は、10月5日(土)、12日(土)、19日(土)の3回開催する予定です。
また、10月12日(土)から10月14日(月)まで、オーデックス・ジャパンの施設内で、画家、弓指貴弘(ゆみさし・たかひろ)さんの個展を開催します。
10月12日(土)は、「フードトラック・ハガリ」ランチ会と個展の同時開催になります。
引き続き、よろしくお願いします。
(監修:オーデックス・ジャパン 写真・文:ライター 織田城司)
Supervised by ODEX JAPAN Photo & Text by George Oda