イベントレポート:「フードトラック・ハガリ」ランチ会 2025年2月1日(土)

母(左)からもらった花束を持つ葉狩澪蘭(はがり・みらん 中)さんと森久美(右)

オーデックス・ジャパンは2025年2月1日(土)、恒例の「フードトラック・ハガリ」ランチ会を開催しました。イベントの模様をお伝えします。

1.「フードトラック・ハガリ」ラストラン

オーデックス・ジャパンの敷地で最終営業する「フードトラック・ハガリ」に集まる人々

◆イベントの概要

日時:2025年2月1日(土) 11:00〜16:00

場所:オーデックス・ジャパン敷地内

◆内容

「フードトラック・ハガリ」は、東京青山の高級イタリア料理店「チンクエメッツォ」のオーナーシェフ・葉狩洋(はがり・ひろし)さんが調理する惣菜やパン、お菓子を、娘の葉狩澪蘭(はがり・みらん)さんがフードトラックに積んで、移動販売する業態です。

このたび、諸般の事情で、「フードトラック・ハガリ」の営業が急遽終了することになりました。

このため、当日がオーデックス・ジャパンで営業する最終日となり、たくさんの関係者が集まりました。

オーデックス・ジャパンの敷地で最終営業する「フードトラック・ハガリ」に集まる人々

◆その日のメニュー

当日のメニューの一部を紹介します。

ローストビーツの赤ワインビネガーマリネ
アジと彩り野菜のホワイトバルサミコマリネ
鶏むね肉とロマネスク、スカモルツァチーズのパルメザン和え
小柱とブロッコリー、トマトのフジッリグラタン
フォカッチャ

2.お客さまの笑顔

イベントに参加されたお客さまを紹介するコーナーです。

【エナジーレメディスト 山室彩さん】

森夫妻と記念撮影する山室彩さん

山室彩(やまむろ・あや)さんは高輪生まれの高輪育ち。現在は高輪の自宅でエナジーレメディストとして施術を行なっています。

森夫妻と知り合ったきっかけは、社屋の建物の見学をお願いしたことからはじまったそうです。それ以来、ご近所ゆえに、散歩の途中や飲食店などでよく会うそうです。

ニーノ(森俊彦)の名刺の説明を聞く山室彩さん

【古民家再生カフェ・バー「46番地」のお仲間】

オーデックス・ジャパンと同じ高輪4丁目にある古民家再生カフェ・バー「46番地」

葉狩澪蘭さんは、フードトラックの営業時間外に、同店でアルバイトをすることがありました。

そのとき親しくなったご近所の常連客さま数名が、フードトラックのラストランを知り、オーデックス・ジャパンのイベントに駆けつけました。

◆神保直史さん

グラスハウス2の2階で、ニーノから建物の説明を聞く神保直史さん

神保直史(じんぼ・なおし)さんは白金台在住。

「46番地」の常連客さまで、オーデックス・ジャパンのイベントに初参加されました。

早稲田大学の理工学部の出身で、同校の校舎をデザインした建築家・鈴木恂(すずき・まこと)さんは、オーデックス・ジャパンの社屋をデザインしたことを知り、思わぬつながりをよろこび、建物を見学しました。

◆通信技術者 柳屋大地さん 

グラスハウス1の1階西側の部屋で語る柳屋大地さん

柳屋大地(やなぎや・だいち)さんは地下鉄高輪台駅の近くに在住。

オーデックスのイベントには、昨年12月に開かれたフカザワテツヤさんの個展に参加し、Tシャツを購入したことがあるそうです。

◆美容師 だいごさん

グラスハウス1の1階西側の部屋で語るだいごさん

美容師のだいごさんは北品川在住。

美容師の仕事場は、週の半分は銀座、あとの半分は故郷の千葉県勝浦市です。

勝浦の鮮魚を使った料理が得意で、「46番地」で披露することもあるそうです。

オーデックス・ジャパンのイベントは初参加。建物を見学し、「友だちとまた来たい」と語りました。

【葉狩澪蘭さんの母】

森夫妻と記念撮影する葉狩澪欄さんの母

葉狩澪蘭さんの母は千葉県富津市在住。

当日は車を運転し、アクアラインで東京湾を越え、娘のラストランに駆けつけました。

贈る花束や手作りのケーキを持参されました。

フードトラックの前にいて、お客さまが惣菜を購入すると、娘と一緒にお辞儀をする姿が印象的でした。

葉狩澪蘭さんの母の手作りで、お客さまに振る舞われたケーキ

3.まとめ

葉狩澪蘭さんの母からもらった花束をニーノに渡す森久美

長い間「フードトラック・ハガリ」をご愛顧いただいたお客さまに御礼申し上げます。

葉狩澪蘭さんにおかれましては、美味しい料理と接客でイベントを支えていただき、誠にありがとうございました。

また、たくさんお客さまをご紹介いただき、重ねて御礼申し上げます。明るい人柄がしのばれます。新しいお仕事でも頑張ってください。

そんな、新しいお客さまからリクエストが多かったのは「建物ツアー」です。建物の内部を解説しながら巡る案内ツアーです。

オーデックス・ジャパンの歴史的建造物が持つ、デザインと空間への関心の高さを、あらためて感じる機会になりました。

4.会場とスタッフのスナップ

グラスハウス1の2階東側の部屋で語るニーノ

オーデックス・ジャパン社建物のイメージを、スタッフのスナップとともに紹介します。

建物のひとつ「グラスハウス1」は1967年に竣工。建築デザインはコルビュジエの孫弟子の建築家・鈴木恂(すずき・まこと)さんが手がけました。

「グラスハウス2」は2012年に竣工。建築デザインは鈴木恂さんと同社の内木博喜(ないき・ひろき)さんが手がけました。

ガラスと木材、コンクリートをダイナミックにミックスしたモダンなデザインは、貴重な建築遺産として雑誌などに紹介されること多数。

芸術的で、開放感ある空間のなかで、会食をお楽しみください。

グラスハウス1の1階西側の部屋で接客する森久美
グラスハウス1の1階西側の部屋で接客する森久美
グラスハウス1の1階西側の部屋で接客する葉狩澪蘭さん
営業終了後、森夫妻の孫から餞別のチョコレートをもらい、お礼の握手をする葉狩澪欄さん
帰還するラストランの運転席に座る葉狩澪蘭さん
トラックのラストランを見送る、イベントに参加したご近所の石田雅章さん(左から2人目)と友人
トラックはオーデックス・ジャパン前の道を南下して東の方角に曲がる
トラックはさらに北の方角に曲がり、見えなくなった

5.次回のイベント予告

グラスハウス1の1階西側の部屋の夕暮れ

「高輪ランチクラブ」11:00〜16:00

次回からイベントのタイトルを「高輪ランチクラブ」とあらため、オーデックス・ジャパンの施設内で、オーデックス・ジャパンがセレクトした惣菜とワインを楽しむ会を開きます。

会食や、建物見学、ワインのお買い物などに、ぜひご利用ください。

※参加ご希望のお客さまは、あらかじめお電話やメールなどで、席をご予約ください。

(監修:オーデックス・ジャパン 写真・文:ライター 織田城司)

Supervised by ODEX JAPAN  Photo & Text by George Oda